サッカー日本代表は、W杯グループリーグ3戦目でコロンビアに1-4で敗れ、敗退が決まりました。
終わってみれば2敗1引き分け、得点も合わせて2点しか上げられませんでした。これからおびただしい分析や反省が出ることでしょうが、「いいところなく負けた」という評価になるんだろうと思います。FIFAランキングなどを考えれば敗退そのものは当然の結果かもしれませんが、チームとして最高のパフォーマンスをしたとは言い難いと思います。
コンディショニングやメンバーの人選などにも問題があったことでしょう。ただ「ド」が付くくらいの素人の私から見ると、一部の選手が「優勝を目指す」と公言し、チームにそれを吹き込もうとしたことも、結果的には逆効果だったのではないか、と思えてなりません。
実力的に、日本が7試合あるW杯を勝ち抜くというのは可能性が0%です。それよりもむしろ、「グループリーグで1勝1分け以上」を目標にした方が、具体的な改善方法や取り組み方を導いてくれることでしょう。何より、選手たち自身が「そんなの無理」と思うような目標を立てて、やる気の向上などにつながるかどうか。
ともあれ、5大会連続で出場しているのは大したものです。次回のロシア大会にもぜひ出場し、今度は「1勝1分け」以上の成績を残してもらいたいものです。できれば、決勝トーナメントに残れるくらいに。
